ISM Tech 2019レポート

みなさん、こんばんわ。ISM実行委員の明坂です。
少し開催から時間がたってしまいましたが、8月9日に開催されたISM Tech2019の開催レポートをお送りさせていただきます。

なお来週の9/27にはISM Spin-off JADE NIGHTが開催されますので、参加される方に置かれましてはそちらも何卒よろしくお願いいたします。

ISM Techとは

さて、今回で2回目の開催となるTechをテーマにしたIn-house SEO Meetupですが、前回同様にチケットがかなりの勢いでSOLD OUTしたことから引き続き皆様の関心が高いテーマだと思います。SEOに限らず事業を成功に導くためには正しきマクロ(外部環境や今後への見通し)の理解と、ミクロ(具体的な手段やその卓越性)の磨き込みが必要です。

SEOというテーマにおいては、比較的マクロな情報は海外カンファレンスのレポートなどを読めば得ることができますが、ミクロ、その中でも特に「被リンクが」「テキストボリュームが」といったようなSEO(のアルゴリズム上優位になるため)のテクニックに寄った話ではない部分を主題に置いたセッションは他にあまりなく、またWebサービスと切り離せないTechnologyという軸について関心が高い人が多く、ニーズがあるなと改めて感じました。

当初企画をした私も、同じニーズを持っていた一人で、各社がよりエンジニアリングを上手く活用することによってSEOによって事業をさらに推進できるようになればよいなと考えておりました。

各セッション

今回のスポンサーは株式会社はてな様。企業がオウンドメディアを運営するのに最適化されているCMS、はてなブログMediaはリクルートやぐるなびといった多くの企業が情報発信をするために活用しています。

ライトニングトーク(LT)ではアソビューの西本さん、スカイスキャナーの中村さんがそれぞれ「SEOのモニタリング運用を改善するためのダッシュボード整備」「サービス改善を高速化させるための非エンジニアによる技術習得のススメ」といったテーマでLTを行いました。データの可視化やその運用を効率化することで、少ない労力にて「正しき状況判断」「不健康時のアラートだし」などを行えるTechnologyの得意分野だと思うので、興味がある方も多かったのではないでしょうか。

今回もドリンクスポンサーのサントリー様から香るエールを始め、美味しいドリンクの数々をご提供いただきました。In-house SEO Meetupはビアバッシュ形式のイベントであり、アルコールを片手に他の参加者と気軽にトークをすることで価値が最大化されます。いつもありがとうございます。

基調講演

数多くの講演に登壇されている木村さんからは、「上位表示傾向分析から見るSEOの技術的課題解決」というテーマで、Web上より取得できる様々な指標のなかで上位表示しているサイトにはどのような要素(相関の大きい指標)があるか、そしてそれはどのようなユーザー行動やユーザー体験の背景があるのかということをお話しいただきました。

最適なユーザー行動を重視、つまりクエリを投げたユーザーの目的が達成されることに主眼が置かれている昨今のSEOのアルゴリズムにおいては、「この指標が常にこうであればOK」といったようなことは少なく、投げるクエリの種類によって情報収集であれば「こういった動きが情報が満たされたといえる動きである」、商品の購入であれば「こういった動きが購入まで至った」という形で、クエリによって上位表示(ニアリーイコール、ユーザーの目的達成)をしているサイトの指標にも違いがあり、そうなっていると思われる理由は〜といった形で、数値を提示しながらの説明は非常にわかりやすくさすがでした。

1年前にもご登壇頂いたIDOMの村田さんは、その当時にお話頂いたサイトのスピード改善をどのように行っているのか、そしてそれはどのように評価をし、会社から投資決済を取っているのかという、技術的要素からコミュニケーションに至るまでをお話しいただきました。サイトのスピードを向上させることで顧客体験を向上させ、それを企業の価値を上げる一貫した姿勢を示していただきました。

パネルディスカッションに関しては今回より「sli.do」というサービスを活用し、リアルタイムでコメントが打て、質問を行うことができる仕組みを導入。
基調講演の2名+ファベルカンパニーの副島さんと共に、それぞれの視点から会場の質問に回答をしていただきました。

世の中において機械学習の話題は非常に多いところですが、各社がそれぞれ同じ技術を採用してしまうと取得できるデータ量が多い企業には永遠に勝てません。各社の置かれる業界や市場においてどのようなデータが勝機になり、安々と他社にマネできないデータを持つかが継続的な競争優位を作る。SEOにおいてもその視点で考え、自社のサービスで価値のあるデータを作っていくことが必要。といった、それぞれの視点からの様々な気づきのあるセッションを行っていただきました。

おわりに

前回のISM Techでは、構造化データやAMPなどトレンドとなるような話題が多くあったのですが、1年経った今年は大半が新しい話題になっていました。それだけ技術のトレンドや、Googleがアルゴリズムとして重視しているものも刻々と変化しているということだと思います。年1回の情報収集で到底追いつけるようなスピードではないと思いますが、本イベントから生まれた関係の活用や、得た新たな視点などを元に参加者各位のさらなる発展を願うばかりです。ありがとうございました。

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